2色成形

PBT樹脂に融着する低硬度エラストマーを開発中

2021.08.26

複数の材料を射出成形で一体化させる。
これは弊社が設立した当初から大切にしている開発のコンセプトです。
「樹脂+樹脂」あるいは「樹脂+金属」といった、様々な組み合わせでモノ作りを行って参りましたが、素材の組み合わせによっては一体化が出来ないケースもあります。
そこで、大成プラスでは様々な材料メーカーとのタイアップを行い、既存材料ではお客様の求められるスペックに達しない場合、それに合わせたカスタム材料を作り上げる事も積極的に取り組んでおります。
その一環として、現在「ガラス繊維配合PBTの筐体にエラストマーで構成した防水パッキンを一体化出来ないか?」というお客様の要望に応えるべく、PBTと融着し、かつ防水パッキンやボタンとしての機能を果たせる低硬度のエラストマーの開発を進めております。

【 開発状況 】

弊社が所持しているせん断強度測定用の試験片型でサンプルを作成し、PBTに対する様々なエラストマーとの融着検証を行ってきました。
せん断強度試験の結果を基に、改善に向けた配合提案等の協議を重ねております。
まだ完成には至っておりませんが、JIS A60~70の硬度で一定の融着が確認できる素材が出来つつあります。

PBT樹脂に融着する低硬度エラストマー 製品イメージ

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