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目次

NMTとは、金属に微細で複雑な穴を開け、
インサート成形することで一体化する技術です。

金属はアルミ、鉄、ステンレスなどのあらゆる素材にNMT処理が可能です。
成形する樹脂はPPS、PBT、ナイロンなどが可能です。
接合による一体化で今までのものつくりとは異なる、剛性、気密、熱移動、軽量、
特殊形状などが設計の利点として期待できます。

まずは、NMTの基本技術についてご説明いたします。

01. 化成処理により金属の表面に20~50ナノメートルの微細で複雑な凹凸を生成させます。

処理工程

アルカリ液

酸液

T液

乾燥

処理表面状態観察

NMT処理前後の表面形状比較(A5052)

各金属のNMT処理表面

02. 射出成形機を使用して、金属表面に樹脂を強固に接合させます。

接合可能な材料の組み合わせ

①で処理された金属を射出成形機にインサートし、熱可塑性樹脂を射出成形します。

接合界面の拡大観察動画(トモグラフィー3D動画)

提供:国立研究開発法人 産業技術総合研究所

03. NMTを利用した製品はさまざまな用途で展開されています。

  • 樹脂だけでは剛性が保てないものを金属と樹脂で複合化するもの
  • 金属ケースのアンテナ周りを樹脂化して通信を有効にするもの
  • 板金外観の裏面にネジ固定用のボス、リブを必要とするもの
  • 駆動系周辺の部品を軽量化するもの
  • 放熱を必要とする機器の効率UPを目的とするもの
  • 小形化を狙うもの

03. 接合の信頼性は国際規格ISO19095評価方法により測定評価しています。

>>「樹脂-金属金属異種材料複合体接合特性の評価試験方法の国際標準」はこちら

>>ISOについてはこちら

せん断試験の評価結果

各金属、材料での接合強度評価結果(参考値)

金属接続可能な組み合わせ(例)
金属種金属番手PPSPBTPA66
アルミニウムA5052
A6063
マグネシウムAZ91D
鋼材SPCC
ステンレスSUS304
チタンTP340
C1100
金属樹脂せん断強度
アルミニウムPPS42MPa
PPS43MPa
ステンレスPPS41MPa

NMTについて更に詳しく知りたい方はお問い合わせにてお気軽にお問い合わせください!