開発・製造事例
通信機器用フレーム
製品名称 通信機器用フレーム
材質 アルミ+PBT
サイズ 150mm×70mm
業界 通信機器
工法 インサート成形+ブロック(切削)
備考
こちらは、アルミとPBTを使用した通信機器のフレーム部分の加工事例です。お客様にてあらかじめ切削されたアルミブロックをお預かりし、1日あたり6万枚規模の金属表面処理(金属樹脂接合処理)および、その後のインサート成形工程を担っております。
通常のインサート成形では金型内で最終形状を作り出しますが、今回は仕掛段階で金属と樹脂を接合した複合ブロックを作成し、最終的に樹脂切削加工で仕上げるアプローチを前提としています。
射出成形のみでは寸法精度のコントロールや金型からの離型、成形後の反りの発生に苦労するケースがありますが、当社の接合技術を用いて作成したブロックを切削して仕上げることで、反りを抑えつつ切削加工ならではの非常に高い寸法精度を実現できます。
さらに、この工法を採用することで、切削途中で加飾を施すことができるため、より美しく優れた外観品質を得ることができます。また、使用する樹脂については、金属樹脂接合で一般的なPPSではなく、製品デザインに合わせた着色性と、後工程のアルマイト処理に耐えうる耐薬品性・耐候性を考慮し、接合性にも優れるPBTをご提案いたしました。
今回のような通信機器用フレームは品質要求が極めて高いため、かつてのように大幅なコスト削減を実現するのは難しいのが実情ですが、当社は確かな接合処理と成形技術により、お客様が求める高い寸法精度と美しい外観品質の実現をサポートしております。