2色成形

今求められる技術 〜大成プラスが提案する難燃エストラマー〜

2025.05.21


 

昨今の技術革新や環境規制の強化に伴い、需要が高まっている「難燃エラストマー」について、詳しくご紹介いたします。
難燃性プラスチックは、車両の内装部品、産業機器の保護カバー、アミューズメント機器の外装など、幅広い分野で使用されています。
そんな中、柔軟性を持ちながらも高い難燃性を実現する難燃エラストマーをご紹介します。

 
 

 

難燃エラストマーの特長とは?

 

一般的にプラスチックの難燃性は「UL94規格」によって評価されます。
この規格では、プラスチックがどれだけ燃えにくいかを5VA、5VB、V-0、V-1、V-2、HBといった等級で分類します。
例えば、最も高い難燃性を示す5VAは、炎に直接さらされてもほとんど燃え広がらないことを意味します。

一方、HBは最も基本的なレベルで、一定の条件下で燃えにくい特性を持っています。
大成プラスでは、V-0からHBまで幅広い難燃エラストマーを取り揃えており、さまざまな用途に対応可能です。

 

 

 

また、エラストマーの硬度についてもエラストマーはA硬度40°から90°まで幅広く対応可能であり、
製品の設計ニーズに応じた柔軟性と硬度の調整が可能です。
また、特定の製品では光透過性も備えており、デザイン性を重視した製品開発においても優れた選択肢となります。

 

2色成形で広がる設計の可能性!

 

 
大成プラスでは、難燃エラストマーと硬質樹脂を組み合わせた「2色成形」にも対応しています。
この技術により、柔軟でありながらも耐久性の高い製品が実現します。
例えば、エラストマー単体では 嵌合(かんごう)が難しい部品も、硬質樹脂との一体化により嵌合が容易になり、組み立て作業の効率化や製品寿命の向上に寄与します。
この技術は、特に自動車部品や電子機器の筐体など、複雑な形状や高い耐久性が求められる製品に最適です。

 

 

最適な材料選びから製造プロセスの最適化まで、トータルサポート

 

 

大成プラスは、数十年にわたる経験と技術力を活かし、多様なニーズに応えるエラストマーの提供を続けてきました。
これまでに、自転車部品、産業機器、アミューズメント部品、携帯電話など、さまざまな分野で活用されてきた実績があります。
 

 
私たちは、製品開発の初期段階からお客様と密接に協力し、
最適な材料選びから製造プロセスの最適化まで、トータルサポートを提供しています!
 

 

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