2色成形

2色成形の作成工程

2021.06.29

「2つの異なる素材を組み合わせ、1つの製品にする」のが2色成形です。
しかし、実際にどんな工程を経て、どのような機械を使って成形をしているのか分からない人が多いのではないでしょうか。

本記事では、そんな2色成形の作成工程について取り上げます。

2色成形の作成工程

まず2色成形とは、2つの異なる素材(樹脂・材料)を組み合わせて、1つの成形物を作成する工法です。
例えばプラスチックとエラストマー(軟質材料)を組み合わせて成形することが可能です。
1つの工程、またはサイクルで2つの異なる素材を組み合わせ成形することから、別名『ダブルモールド』とも呼ばれます。

2色成形の成形機には、ノズルが2本、そしてシリンダーがあります。材料を順番に、金型に射出充填をして、2種の部品を作成する事ができます。また、一般的に金型の凹側が違う2つの金型を使います。

2色成形の成形方法をいくつかご紹介します。

  • 回転式2色成形
  • コアバック2色成形
  • 自動で同じ金型に成形された1次型を2次型の成形エリアに組み合わせる方法

回転式2色成形

金型を反転させることで、1次型と2次型の成形するエリアを交互に入れ替えて成形する工法です。
2次型を成形した際に、次の1次型の部品も一緒に成形されます。
2色成形ではこちらの方法が多く選ばれています。

ここでは、回転式2色成形の手法の工程をより詳しく紹介致します。

①材料1を射出し成形
まずは、材料1を1次型の成形エリアに射出し、成形をします。

②型を開き、金型の回転
射出が完了したら、型を開き、同じ成形エリアに成形品を保持させたまま、回転させます。

③型を締め、材料2を射出
回転したら型を締め、成形品が入っている成形エリアに材料2を射出することで、一つの成形物をつくります。その際に何も入っていないもう一方の型に材料1が射出されます。

④2色成形品の取り出し
型を開いて取り出せば、2色成形の成形物が完成します。

コアバック2色成形

1次型・2次型の成形エリア両方をスライド機構を使い、コントロールし成形する工法です。
スライドを前進させ、1次型を密閉、成形した後、スライドが戻り、2次型の成形エリアが開き、成形されます。
金型の構造上、凹凸な形状ではなく平面な形状が好ましく、そうではないと成立が難しいので、使用する箇所は限定されます。

自動で同じ金型に成形された1次型を2次型の成形エリアに組み合わせる方法

1次型を組み合わせ、出来た空洞に2次型の材料を入れて、成形します。
それと同時に次の1次型の部品も成形されます。

大成プラスでは、長年に渡る2色成形の実績を活かし、ニーズに合わせた最良のご提案をさせて頂きます。
ぜひお気軽にご相談ください。

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