大成プラスの主力技術
『ものづくりの可能性を広げる』
大成プラス独自のインサート成形技術
我々は「インサート成形の常識の枠を超え」常に挑戦し続けます。
射出成形で「複合化」を実現する製造手段として、最も分かりやすい工法が「インサート成形」です。
大成プラス独自のインサート成形技術について、いくつかの例をご紹介します。
ガラスインサートによる一体化成形
ガラスと熱可塑性樹脂を射出成形で一体化させる技術です。
弊社独自のノウハウにより、ガラスと樹脂額縁の段差を極力小さくフラットに近い金型設計をいたします。
技術ポイント①
ガラスには寸法公差があります。
型締め時にガラスが割れない金型構造が
大成プラスのノウハウです。
技術ポイント②
ガラスと樹脂が外れない
かみ合わせ形状を提案します。
製品実績の一例 | |||
---|---|---|---|
品名 | スマホカバー『 樹脂+ガラス一体部品』 | 製品サイズ | 縦150mm、横70mm、ガラス厚み0.5mm |
樹脂 | PC+強化ガラス | 成形機 | 竪型成形機100t |
セールスポイント | 金型内ガラス一体化、ASSY工数削減 |
フィルムインサートによる金属調外観を再現
金属調の光沢フィルムを用い、樹脂と一体成形をおこないます。
これにより、金属を用いずにメッキ・塗装からの代替が可能となり、軽量化も図れます。
製品実績の一例 | |||
---|---|---|---|
品名 | 操作パネル | 製品サイズ | 縦310mm、横244mm、高さ30mm |
樹脂 | 透明ABS+金属調高輝度フィルム | 成形機 | 単色成形機450t |
セールスポイント | 金属調美観、塗装レス、軽量化 |
※金属調フィルムの他にも、木目調・カーボン調・人工皮革など様々な加飾フィルムのインサート成形が可能です。
曲面PLへの樹脂部品インサート
複雑な形状や曲面を要する製品でも、金型設計段階から綿密に検討をすることで、インサート成形が可能になります。
これも弊社の確かな技術力に基づく生産実績です。
製品実績の一例 | |||
---|---|---|---|
品名 | ウエアラブルバンド | 製品サイズ | 縦200mm、横40mm、厚み2.50mm |
樹脂 | ABS+TPEE | 成形機 | 単色成形機100t |
セールスポイント | ASSY工程の削減 |
Nano Molding Technology
(ナノ・モールディング・テクノロジー)
金属+樹脂の「接合」技術
インサートする金属部品の表面を特殊処理により改質し、ナノレベルの凸凹を形成させます。
ここに射出成形で樹脂を打ち込むと、凸凹面に樹脂が入り込み金属部品と強固に接合する画期的な技術です。