開発・製造事例

無線機筐体部品(青色・グレー)

製品名称 無線機筐体部品

材質 PC

サイズ 200mm×50mm×50mm

業界 通信機器

工法 2色成形

備考  

当事例の特徴

こちらは、無線機の筐体部分の加工事例です。過酷な現場での通信に使用されるため、材質には耐衝撃性に優れたPCを採用し、2色成形にて製造を行っております。こちらは、茶色の無線機筐体部品と勘合するようになっています。

無線機という性質上、本製品には非常に高いレベルの防水性が求められます。そのため、筐体が分割される箇所からの浸水を防ぐべく、2色成形で部品同士を隙間なく完全に一体化させることで、高い密閉性を担保しています。

また本製品には粗いシボ加工を全体に施しています。通常、シボが粗いと金型の合わせ面で凹凸の隙間を押し切れず、そこから樹脂が漏れ出してバリとなり、デザインを損なってしまうケースがございます。そのため、粗いシボ加工による樹脂漏れを懸念されるお客様も少なくありませんが、当社ではスライド機構を伴う特殊で複雑な金型構造を駆使することでこの課題を解決し、樹脂漏れのない美しい仕上がりを実現しています。

さらに、内部のねじ止め部にはインサートナットを採用し、成形と同時に樹脂と一体化させています。成形後に熱を加えてナットを圧入する工法と比較して、熱履歴による樹脂の劣化を防げるだけでなく、ナットが斜めに入ってしまう不具合を防ぎ、埋め込み深さも正確にコントロールできるという品質上の大きなメリットがあります。なお、中央の液晶パネル部などの開口部に対して、ご要望に応じて板ガラスをインサート成形で同時に組み込むといった対応も可能です。