課題解決事例
流動性解析による光拡散性の最適化
製品名称 レンズ
材質
サイズ
業界 家電
成形工法 2色成形
備考
金型更新を機に、ディスプレイのレンズ部の超音波溶着工程を廃止して2色成形化によるコストダウンを図りたいが、そもそも2色成形に適した形状が分からないというご相談がありました。
また現行品は、多大な組み立て工数がかかるだけでなく、ヒケや内部のボイド、ガスによる充填不足やシボ劣化が発生しており、照光時に陰影が映り込むなど、光拡散性に問題を抱えていました。
お客様の方で、2色成形に適した形状が分からなかった
超音波溶着工程などを含め、組み立て工数がかかる
ヒケや内部のボイド、ガスによる充填不足やシボ劣化が発生しており、照光時に陰影が映り込む
そこで、流動性解析を行い、光拡散を最適化し、押し切り等の勾配に配慮した2色成形向けの形状を提案、一体成形を実現しました。
また、金型はレンズ天面を平面で「入れ子割り」にする構造を採用してガス抜けを改善。結果としてシボの転写性が向上し、ヒケやボイドによる陰影が完全に解消され、現行品を上回る照光品質を実現しました。さらに、溶着によるアッセンブリー工程が無くなり、工数削減を実現しています。
流動性解析を行い、適切に評価を行うことで、最適な形状を実現することができます。最適な形状を実現するできれば、本事例のように、ガス抜けなどの品質トラブルを回避するだけでなく、アッセンブリー工程を無くすなどの工数削減を実現することに繋がります。