PC(ポリカーボネイト)とABSの2色成形品にマスキングレスでABS側にめっき処理が可能。
めっきが付きにくいPCの特性を利用し、ABS側にのみめっきを付ける技術です。
2色成形品の特徴を生かしつつ、めっきをする事でさらに加飾性、機能性を高めることができ、自動車部品やアミューズメント機器の筐体加飾部品に採用されています。
【 今まで困難だった設計・デザイン・機能の幅が広がります 】
2色成形でめっきを付けたい箇所と付けたくない箇所を任意に設定できますので、自由なデザイン表現が可能です。
調色PCとめっきの組合せで、樹脂色と金属調を同一デザインに落とし込む事ができたり、透明PCであれば意図的に光を導光させることができます。
2色成形によりPCとABSが熱融着している為、別部品を嵌合する際に生じる隙間もなく、光漏れの懸念もありません。
また設計の観点からも、樹脂部とめっき部を一体化することができるので、アッセンブリする必要がありません。
嵌合形状を考慮しなくてもよく、嵌合する部分のスペースも省け、部品点数の削減、組立工数の削減ができます。
【 技術プレゼンテーションについて 】
当社保有のプラスチック製造技術は、ご訪問もしくはWEB打合せにてご紹介しています。
本記事でご紹介しました2色成形+メッキ技術を利用した事例はこちら。
メッキマスキング
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