2色成形

多色一体成形(3色成形)のご紹介

2021.07.19

【多色一体成形(3色成形)のご紹介】

弊社の主要技術であります2色成形についてはこれまでのメールマガジンで何度かご紹介いたしましたが、今回新しいテーマとして「3色成形」をご紹介致します。(※3色成形についてはこちらにも掲載しております。)

どんな成形?

3つの異なる樹脂(色)で構成する成型です。

どんなモノに使う?

例1)ケース(有色高質樹脂)とスイッチ(軟質樹脂)を一体化させた上にさらに透明照光部(透明硬質樹脂)を付けたい。

3色成形の事例:ケース(有色高質樹脂)とスイッチ(軟質樹脂)を一体化させた上にさらに透明照光部(透明硬質樹脂)を付けたい

例2)ケース(有色硬質樹脂)と透明窓(透明硬質樹脂)を一体化させた上に、さらに防水パッキン(軟質樹脂)を付けたい。

3色成型のメリット

①各材料同士は相溶性をもっているので剥離等の心配がなく、防水・防塵性に優れています。
②部品点数の削減により組立工数の削減が出来ます。
③組立による精度ばらつき、ロスが無くなります。
④デザインが良くなります。

近年2色成形の需要が高まっている中で、さらに付加価値を付けたいということで、3色成形のご相談を頂く事が増えてきております。
2色成形同様、樹脂の組み合わせによっては難しい場合がございますが、弊社では融着確認用のダンベル試験型も所有しておりますので、まずは材料の組み合わせからテストしてみたいという試作から検証させていただきます。

3色成形の紹介:融着確認用のダンベル試験型も所有しております

【技術プレゼンテーションについて】

3色成形のサンプルを見てみたい、技術内容を聞いてみたい等ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

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