2色成形

2色成形の相場とは?量産金型と簡易金型を比較

2021.08.19

プラスチック製品の生産に必要な金型には、大量生産品向きの「量産金型」(本金型)と、小ロットに向いた短納期の「簡易金型」(仮金型 / 試作金型)があります。
大量生産をする場合は、精度の高い製品を安定して量産できる、摩耗しにくい鋼製の「量産金型」が適しています。
一方、試作品や小ロット生産の場合は、金型代が抑えられるアルミ製の「簡易金型」が適しています。
本記事では、量産金型と簡易金型のそれぞれのメリットと、価格の相場をご紹介したいと思います。

量産金型(本金型)

量産金型とは、プラスチック製品を大量生産するために使用される金型です。
量産ロットに応じた硬度の鋼材を使用し、金型の完成までに試作品の作成とテストを繰り返し行います。
そのため初期コストはかかりますが、高品質な製品を早く安く大量生産することができます。

【量産金型のメリット】

  • 金属の耐久性が高く、大量生産できる
  • 1個あたりの製品コストが安い
  • 1個あたりの成形にかかる時間が短い
  • 簡易金型では対応が難しい、大型の部品や複雑な形状の部品の生産が可能

【量産金型の参考価格】

サイズ
縦×横×高(mm)
金型の価格
S
50×50×20
50万~80万
M
90×70×30
80万~120万
L
150×100×40
120万~160万

簡易金型(仮金型 / 試作金型)

簡易金型とは、製品を量産する前の試作品や、小ロット~中ロットの生産に使用される金型です。
既にある標準のモールドベースを利用し、そこにカセット式のアルミ製金型を付け替えて成形します。
アルミ製のため耐久度が低くなりますが、短納期の場合や、多くの製品を少しずつ生産するといったニーズに応えることができます。

【簡易金型のメリット】

  • 金型代が安価なため、小ロットの生産ではコストメリットがある
  • 金型完成にかかる時間が短い
  • 金型がカセット式のためコンパクトで保管しやすい

【簡易金型の参考価格】

サイズ
縦×横×高(mm)
金型の価格
S
50×50×20
20万~40万
M
90×70×30
40万~60万
L
150×100×40
60万~80万

このように、量産金型と簡易金型にはそれぞれ異なるメリットがありますので、どちらを使うべきかはニーズに合わせて検討しましょう。

大手メーカーが大量生産する製品などの場合、鋼製の量産金型が使われるケースがほとんどです。
一方、ちょっとしたノベルティグッズや試作品などの小ロットの生産であれば、簡易金型を利用するメリットが大きくなります。

大成プラスでは、長年に渡る2色成形の実績を活かし、ニーズに合わせた最良のご提案をさせて頂きます。
ぜひお気軽にご相談ください。

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